ひな鳥への給餌等について

鳥種や時期、育てている環境によって与える量や回数は異なりますので、お迎え先や動物病院の指示のもと給餌や一人餌への切り替えを行ってください。

ひな鳥への給餌方法

  • フォーミュラは60℃以下の温水と混ぜて作成してください。
    この時、決して熱湯は使用しないよう注意しましょう。
  • ひな鳥に与える前に必ず40℃前後まで冷ましてから与えるようにしてください。
    給餌前後でひな鳥の体重を計測すると、どれくらいの量を食べたか把握できます。
    与える際は、スプーンなどを使い、ひな鳥の自主摂取に任せます。
    決して無理に口の中へ流し込まないようにしてください。
  • 日中は、そ嚢の中の餌が完全になくなる前に次の給餌を行うようにしてください。
    ただし、食べさせすぎにも注意が必要です。
  • フォーミュラは、給餌の度に新しく作り、食べ残した分は処分してください。
    作り置きはお控え願います。
  • 食滞や下痢が見られる場合は、すぐにかかりつけの獣医師にご相談ください。

一人餌への切り替え目安

挿し餌を与えている時期も、朝一番の体重が重要であり、大切な指標となります。

挿し餌や餌の拾い食いで日中の体重は増加しますが、朝一番の体重は餌を食べる前の体重となるためです。

挿し餌中の鳥さんが自ら拾い食いをし始め、体重の増加がみられるようでしたら、1日の挿し餌の回数を減らしてみてください。

空腹になるので、自ら進んで餌を食べようとします。この時、同時に便の様子も確認するようにしてください。

便の大きさや回数がしっかりと維持され、色も絶食便(緑便)ではないようでしたら、一人餌に切り替わる時期に向かっています。

ただし、回数を減らしたことにより、体重の減少が著しい場合は回数を再び増やしてください。